僕が株で500万の損失を出した原因を公開…【失敗談】【これから株を始める人へ】

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僕は、株を2012年頃から始め…

2022年までの10年間で、500万の損失を出して退場しました。

この損失を作った原因について、全て公開しようと思います。
また株をするにあたって、注意した方が、いい点も紹介します。

路地裏の僕
路地裏の僕

僕を反面教師にして
株を始める人の、役に立てて欲しいです。


僕が株を始めた、きっかけ…

父親が、もともと証券会社で働いてたことのある人で、株取引をしてました。

子供のころから四季報が家に転がってたり。
保有株が、何倍にもなったという、話を聞かされてました。

これといった趣味の無い父が、「株という世界」にのめり込んでるのを見て…
何か幻想的なものを感じていました。

なので「株という世界」に対して、いいイメージしか持っていませんでした。


路地裏の僕
路地裏の僕

投資家=意識の高い人だと思ってました。
はじめるだけなら、誰でも出来ますよね…


大学に進学して証券口座開設

大学に進学したころ、日記のようなブログが流行り始めました。

その中で、株のデイトレの収支を、日々公開する人達が現れ始めました。
しかもフリーター主婦が、1日で3万-10万稼いだと報告してる…

中には、1年間で100万から1000万にした人のブログまであって

これを聞いて、幼い頃から株に興味があった僕は、株を始めることにしました。

そこには、アルバイトで多少の社会経験をして
お金を稼ぐ大変さを、身に染みて感じてたのがあります。

「生きてくためには、ずっと働き続けないといけないのか…」
「株だったら、短期間で勝負がつくかもしれない…」

こんな感じの、株式投資への期待があり…

大学在学中のうちに、株だけで、生計を立てれるか?
確かめてたいという考えがありました。

はじめて口座開設したのは、松井証券でした。
元手はバイトで貯めた60万です。

間もなく、信用口座も開設しました。

路地裏の僕
路地裏の僕

信用口座は、簡単に言うと
証券口座に入金した現金の3倍まで取引が出来る制度です。
それから反対売買、空売りが出来ます。

こんなの初心者のうちは必要なかったです


株をはじめた心境と、日常生活の変化…

株をはじめてから、株をやってる自分に酔いしれてました。

株価ボードには、ニュースに出てくるような大企業の名前
それをPCの前で、腕を組んで、眺める自分…

「なんか俺ってすごい…」
「SONYやトヨタの株を、買おうと思えば買える…」

60万しかないのに、投資家気分です…

とにかく株をやってる事を、誰かに話したくなりました。

電車とかで、株の話をしている人達がいると、羨ましかったです。
会話に参加したい自分がいました。

心の中で…

「株で億万長者になる人間が目の前にいるぞ、見えてないのか?」って叫んでました。


そして、やたら経済ニュースを追いかけるようになりました。(もぅ、馬鹿みたいに…)

株をやってるってだけで、人に勝ってるという気分になり、
株をやってない人を格下に見てました。


路地裏の僕
路地裏の僕

今思えば、この頃の自分は
株をやることで現実逃避をしていました。
リアルな世界で、目標が無かったです。


当初の計画、夢見た目標…

証券口座を開設して、まず考えたことは

元手の60万をデイトレで増やしつつ
アルバイトで稼いだお金を、証券口座に入金して300万にする。

そっからは簡単に、
1000万くらい、行くだろって思ってました。(1年あれば…)

→ 今思えば、超お馬鹿な発想でした。

デイトレで100万を元手に、1000万に出来る人なんて

1000人中、「数人いるの?」って世界だと思います。

いたら、その人は億り人になる人でしょう。

※正直、10年以上やりましたが、ラッキーパンチは、一回くらいしかありませんでした。

成功話しか、耳に入って来ないようなだと、
僕のような勘違いが起こります。

株を始めた時に勘違いを起こす理由
  • 学力やスポーツのように、絶望的な能力の差を感じない。
  • トレードするだけなら、PCの前でマウスをクリックするだけ。
  • 実際、チャートを見ると10倍になった銘柄がいくつも確認できる。


路地裏の僕
路地裏の僕

株を始める時に、大事だったのは
人の失敗した話を、徹底的に調べる事でした。


利益が出てる話や、他人に株を勧めるのは辞めたほうがいい…

株で利益が出てる話は、人にしないほうがいいです。

なぜかと言うと…

株で、数十万の利益が出てる時がありました。
まだ利益を確定していません。

そんな時は有頂天で、身近な人に話したくなってしまうものです。

っで、話せば…
相手はおだててくれるものです。

そこで、更に舞い上がり、御馳走するなんて約束をしました…

でも次ぎ会う頃には、見事に利益が吹っ飛んでました。
それどころか、他の株で、もっとやられたりして…

数日間で有頂天から、どん底になってました。

相手は察してくれますが、これがマジで気まずい…
(こんな事が何度かありました。)

あと、株を他人に、勧めるのも、辞めたほうがいいです。

株が本当に役立つものだと思い、人に勧めても…
勧められた人が、「いい思いをする保証」がありません。

もし損失を出したら貴方を恨みます…

500万損失を出して、目が覚めたとき
僕は、株のきっかけを作った、全てを恨みました。


路地裏の僕
路地裏の僕

株で儲けた話をするなら、利確した後で…

人に、株を勧めたい気持ちは分かりますが
自分から話をするのは、控えたほうがいいです。


株で失敗した原因① 仕手株、S高ばかりに目が行く。配当や株主優待を低評価…

株を始めたころ、早く資金を増やすには
短期間で、株価が何倍にもなる銘柄に、乗る必要があると考えていました。

いわゆる仕手株と呼ばれるものです。
あの圧倒的な値動きに惹かれてました。

これに乗り続ける事が、成功への最短ルートだと確信しました

なので、その日の値上がり率を見て
急騰している銘柄に飛び込むのが日常で
資金が少ないので助かってましたが、高値で掴んでしまう事ばかりです。

こういう損失の出し方を、最初のうちは繰り返してました。

高配当銘柄株主優待で株主に還元する企業への関心は
日頃の株価の動きが地味で、惹かれるものがありませんでした。


路地裏の僕
路地裏の僕

配当や株主優待は素晴らしいです。
株主還元している大企業は長期的にみると

株価も堅実に騰がっていると、後になって気づきました。


株で失敗した原因② 信用取引で株を買ってく…

まず、10年間で一番繰り返した失敗が、信用取引で株を購入するということでした。
よく、信用取引は危険と聞くと思います…

僕も株を始めたとき、
のブログ日記で、信用取引破産した人の記事を見ていたので
最初は、無理に触らない方がいいと思ってました。

それでも最初から信用取引に手を出してしまいました。

それは信用取引のメリットに、が行ってしまったからです。

信用取引のメリット
  • 現金の3倍まで、株を購入できる。(単純計算で)
    → 一つの銘柄を集中的に買える(現金余力以上)、色んな銘柄を買える(現金余力以上)
  • 一日に何度でも売買を繰り返せる (デイトレ)
    → 現物取引では、資金が拘束されるのでデイトレは向かない。


早く資産を増やそうと思ったら
信用取引のメリットを使わない手はないと考えました。

「こんな手っ取り早い方法は無いと…」

現金が60万あって、信用取引を利用すれば
単純計算で3倍の180万分、買うことができます。

同じ株を3倍の量買って、株価が騰がれば→ 利益も3倍取れます。

しかし、これがなかなか上手くいきません
逆を言うと、下がったときは、かなりの痛手になります。

そして最終的に、信用取引のデメリット損切りさせられます。

信用取引のデメリット
  • 信用保証維持率を下回り、追証が払えないと強制的に決済させられる。
    → 大きくやられれば、もともとの現金が溶けます。その分の入金請求が来ます。
  • 信用取引には期限があります。
    → 期限が来る前に、現引きという処理を行えば現物で持てますが。
      現引きが出来ない場合には、損失が出てても決済しなければいけません。

よく、信用取引で大損したというのは
一つの銘柄に信用3倍で買って、株価が下がってしまい…

信用保証維持率を下回った上で、追証が払えないので
強制決済させられるというパターンです。

僕も期限までに、現引きするお金がなくて、何度も損切りさせられました。

今度こそはと、何度も信用取引をやって
毎回、損切りさせられる結末に終わります。

これを10年ループしてました。

株のこわさは、この信用取引にあるので注意してください。

「このボタンを押してはいけない」と言われると
心理的に、押してみたくなるといいますが…

信用取引は、そんな感じです。

経験を積んで、自分のルールの中でやれる人は、問題は無いのですが。

路地裏の僕
路地裏の僕

最初のうちは現物取引で十分です。

現物取引であれば、株価が下がっても保有してれば
配当や優待が貰えるし、株価が戻ることだってあります。


株で失敗した原因③ 早く儲けたいという焦り 

株をやっていると、
毎日なにかしらの銘柄が騰がっています。

「あぁ、昨日監視してたのに…」
「買ってたら、何十万の利益になってた」

なんて事が起こります。

なので、僕はよく、少しでもチャンスと思ったら飛びついてました。
でも、そんな都合よく騰がりません。

結果、損切りする羽目に。

この経験を生かすべく
次の機会に、チャンスと思っても、我慢しますが

→ なぜか、買わないときに限って騰がる…

そして後悔して、
今度は買いに行きますが、自分が買うと、なぜだか騰がらない…

こんな事も、繰り返して損失を拡大させました。

早く儲けたいという焦りは禁物です。

また、何十万も利益を確定した後も、注意です。
自分が天才になったような気分になって…

「もう株の世界は、知り尽くした」
「負けることはない」

なんて気持ちにもなります。

っで、自分の力を試したいのと
儲けるチャンスを見送りたくないので

わざわざ無理にトレードする必要もないのに
大きな利益を出した次の日に、意味のないトレードをします。

結果、前日に大きな利益が出て、感覚が麻痺してるのもあり、派手にやられてました。


路地裏の僕
路地裏の僕

儲けたいという、一心で焦るのは危険です。

取引をしないのは、チャンスを逃した気分になりますが

1年通して、チャンスは回ってきます、焦らず頑張りましょう。


株で失敗した原因④ 株の掲示板、人の意見を聞いて売買を判断する…

自分の保有株に大きな材料が出れば、明日の株価の動きが気になります。

「この材料は、株価的にプラスなのか…?」

不安になって、他人の考えが知りたくなるものです。
株をやっていると、孤独です…

こんな時、僕は…
株の掲示板や、SNS等で反応を見たりしてました。

参考程度にするならいいと思いますが
あまりに神経質になるのは、良くないです。

自分の中で、絶対的な考えがあっても
他人の意見などを気にしすぎると、ブレたりするからです。

誰にも、明日の株価が、どうなるかなんて分かりません…

騙しあい的な、やり取りだってあると思います…


また、情報商材等にも注意が必要です。

株で利益を出すテクニックや、情報が売られていますが…
わざわざ儲けられる情報を、公開する人なんて、ごくわずかだと思います。

例え、本当に儲けられる情報であっても
みんなが、その情報を購入したら、利益が出せなくなります。


路地裏の僕
路地裏の僕

掲示板やSNSの情報は参考程度に留めて
自分の意志で売買の判断を見極めましょう…


怪しい
情報商材にも注意…


株で失敗した原因⑤ 株で負け続けて、熱くなる。損切りできない、感覚の麻痺…

株で負けが続いてるくると、熱くなったり、感覚が麻痺してきます。
取り返そうと思って、大きな勝負に出ちゃうのは想像がつくと思います。

毎回負け続けていると、それが当たり前になって…

「またか…」
「でも現物で塩漬けしにしとけばいいや」

と損失に慣れて、投げやりになったりします。

虚無状態で取引しちゃってる…
こうなったらやばいパターンです。

かといって、
今までの損失を取り返したいのもあって、辞めるに辞めれない…

これ以上、損失も出したくないので
損切りするタイミングも遅くなっていきます。

僕は最終的に、追証の通知でさえ、何も感じなくなりました。

最終的には、一カ月に1回のペースで追証通知が来てたのに
株を続けることに対して疑問すら感じませんでした。

こんな状態になったらヤバい…
  • 全体は騰がってるのに、自分の株だけ上がらない (その事を疑問に感じない)
  • 信用取引、損失、追証に対しての感覚麻痺
  • 損切りが出来ない
  • とにかく株取引をしてたい(トレード中毒)


路地裏の僕
路地裏の僕

もう、こうなったら
後は、退場するだけです


株で失敗した原因⑥ どこまでも騰がると銘柄に惚れる 利確しない(退場した原因)

僕にも株をやってて、最大のチャンスがありました。

400万以上利益が出ていたことがあります。
しかし最終的に利確しないで、2日間S安を喰らい、退場しました。

利確出来なかったのは、銘柄に惚れて
どこまでも騰がり続けると思ったからです。

当時の状況を振り返ります。(うろ覚えで正確ではありませんが…)

株価900円台で、現物で1500株
信用買で4000株くらい保有していました。

現物1500信用買4000株計5500株保有

現物全力買い、信用全力買いです。
もう馬鹿みたいな、買いの状態です。

いわゆる全ツッパ状態でした。

しかし、株価は1200まで力強く、ジリジリと騰がっていきました。
この時点で、100万以上の利益が出ていました。

もうこの力強さと、今後の材料が豊富という事もあって
売るという選択肢はありませんでした。

掲示板では5000まで行くと盛り上がってます。
僕も本気で、そう考えてました。

そして、そこから2日連続ストップ高になります。
一気に含み益が400万くらいになりました。

株価が1700円以上になった瞬間
5000行く前に、もっと買わないとと思い1500株追加で買いました。
→ 完全に自殺行為です。

でも、その銘柄に頭が洗脳されてます。

そこから、一か月で450円くらい下がりました涙

1700円台で買った株の損失が大きく膨らんでますが
下で買ってる5500株と一緒に全決済すれば、まだ利益が出ている状態です。

しかし、洗脳状態はとけません。
一時的な調整で、この株の実力なら、直ぐに戻すと考えます。
400万の利益が消えて、現実に戻される事から、逃げてるのもありました。

そこから、しばらくして決算発表がありました。

黒字からの赤字転落→下方修正

翌日から2日間S安になり、900円台に戻りました。
結局400万あった利益が、マイナス150万くらいになってしまいました。

今までの損失と合わせると、マイナス500万。
ここで、今までの損失額の大きさを実感します。

もう戻ってこない涙…

ここから2週間、食事を取る気にもなりませんでした。

旅行の予定が入っていて、温泉に行きましたが
放心状態で、楽しめませんでした。

旅行から帰ってきて、現実に戻り…

退場することを決意しました。


路地裏の僕
路地裏の僕

退場した時は本当につらかったです。
皆さん、僕を反面教師にして、投資をして下さい。

堅実に投資できる人なら、チャンスがある世界
だと思います。


退場後の僕…

退場後、保有していた株を残して。
新規のトレードはしていませんでした。

しかし、やっぱり悔しいし
株式市場への魅力も感じます。

反省する点も、多くありました。

しばらくして、貯金にも余力が出来たのもあり
株を再開しようと決心しました。

でも、再開するにあたってルールを作りました。
メインは配当収入や株主優待です。

退場後の僕…
  • 自分で決めたルールの中で、トレードをする
  • 配当株主優待がメイン
  • 株を再開するなら土日は副業をする

現在、これらのルールを作り、利益を積み上げられるようになりました。
株で、めちゃくちゃ、楽しい日々を送れています。

それだけに過去の損失が悔やまれますが
経験しなければ、分からないこともありました。

そんな日々の株生活を、
youtubeちゃんねるで、動画にもしていますので
もし良かったら、ご覧ください。




これから証券口座を開設するなら…

おすすめのネット証券
  • 松井証券 (インターネット取引の先駆け)
  • マネックス証券 (ドコモと資本業務提携、ドコモユーザーおススメ)
  • 楽天証券 (楽天経済圏の方にお勧め)
  • SBI証券 (最大手)
  • auカブコム証券 (MUFGグループ、auユーザーおススメ)
  • GMOクリック証券 (GMOインターネットグループ孫会社)
  • DMM.com証券

ネット証券はPCとネット回線で、取引を完結できます。
対面したり担当者がいませんので、手数料が安いというメリットがあります。


僕が人生で初めて証券口座を開設をしたのが松井証券でした


大学時代にデイトレをしたくて

はじめて口座開設したのが松井証券でした。

当時緑を基調とした株価ボードを見ると大人への仲間入りをした気分になりました。

色んな証券会社がありますが参考までにご覧ください↓↓↓

ドコモと資本業務提携マネックス証券

マネックス証券は、2023年ドコモと資本業務提携しました。

それもあって最近口座開設も伸びています。

僕もドコモとの新たなサービスを期待して最近マネックスで口座を開設しました。

ドコモユーザーの人は参考までにご覧ください↓↓↓

株・投資信託ならネット証券のマネックス



























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